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アーユルヴェーダトリートメントサロン癒しの安らぎ空間

バリ島でSpa Shool『Banessa Spa』へ修行の巻

念願の!!インドネシア・バリ島にある『Banessa Spa』のオーナーAyu先生のレッスンを受けに行ってきました。

今回はその滞在記となります。

Banessa Spa

 

なぜバネッサスパを選んだのか

YUKIKOさんという方のインスタををたまたま発見し、Ayu先生の存在を知りました。

既に活躍しているセラピストさんでさえ、先生の元に定期的にスキルアップに訪れるという、そんなセラピストさん達が集まる「先生のレッスンを受けてみたい!」と思うようになり、タイミング的に仕事を調整していた時だったので、1ヶ月ほど行けたらなと漠然と考えはじめるようになっていました。

(YUKIKOさんはブログも書かれており、そこには先生の経歴やスクールの情報を細かく紹介をしてくれています。とても役に立ちました。YUKIKOさんのブログはこちら

 

Ayu先生は、海外含め大手のホテル等で引っ張りだこの敏腕トレーナー。

今は、バリ島でご自身のサロンでセラピストとして、そしてセラピストを育てるスクールの講師をおこなっています。

 

日本にも数年勤務されていたとのことで日本語も話せますし、日本の生徒さんがとても多いそうです。なので、日本人の陥りやすい癖なども熟知しているわけですね。

 

大きな壁となる「言葉の問題」も解消!行かない理由がないと、行く気満々でしたが、世界中がパンデミックにより自由を奪われ、海外そして国内でさえ自由に行動することが難しくなってしまいました。

 

行きたい熱も薄まるほどの4年の年月が経過し、日本にもいよいよ「NOマスク」宣言が出された時期に、ふとインスタを見たらAyu先生のマッサージの動画が流れてきました。この映像に感動し、やはりAyu先生からトレーニングを受けてみたい!と。行きたい熱が再燃!

 

残念ながら1ヶ月ものお休みを取るのは難しくなってしまったので、短期でBanessa Spaスクールにいくことを決断しました。

 

Ayu先生ってどんな先生?

先生は私が想像していた通り、とても大きな優しさと愛に溢れた方でした。

(驚くことに私のヨガの師匠に似ていたのです!)

楽しく、おしゃべりが大好きで、私たちがマッサージのトレーニング以外にもいかに楽しく&心地よく滞在できるか、細やかなサポートをしてくれます。

Ayu先生

そして、見て下さい!この手!!

ゴットハンドとはこの事だ!と言わんばかりのすんごい手。

エネルギーが凄い!マッサージ中に寝ることのない私。先生に触られると毎回寝てしまう。。。講義中だから起きていたいのに。。。

 

バリ島へお越しの際は、Ayu先生のマッサージを受けていただきたい。

17:00まで講義のことも多く、夕方以降になってしまうこともあるかもしれませんが、講座がない時は午前中でも予約が取れることもあるので是非!

 

スクールメニュー

講座の日数は5日間、10日間、1ヶ月 ・・・他から選べます。

 

◎空港までの送迎、宿泊代、朝食・昼食(パッケージを申し込まない方でも昼食は付くそうです)、Ayu先生のマッサージ、講義終了時のプレゼント付き

 

上記、パッケージもあり、バリ島が初めての方も安心です。もちろん講座代のみの選択も可能です。

 

私は滞在日程の都合上、5日間のパッケージプランを選び、3日間講義を追加希望しました。

(詳細はYUKIKOさんのブログをどうぞ)

 

Ayu先生とのやりとりは、ストレスなく進みます。

返信が早く、より良い方法や分かりやすいように提案してくださるので、安心して日本を発つことができました。

 

講義内容

まず、申し込みをした時に先生から「どんなことが学びたいですか?」と聞かれます。

 

私がサロンでおこなっているアーユルヴェーダのマッサージは、オイルを体内に浸透させていくことが中心となり、手技はとてもシンプルなものが多いです。私はオイルトリートメントの学びのスタートがアーユルヴェーダだったので、より身体に触れるということの基本中の基本を身体に叩き込みたく「ベーシックなことを教えていただきたいです」とお願いしました。

 

講義初回に滞在期間中に学ぶマニュアルが渡されます。

その日に学ぶ予定のトリートメント一連をまず先生がデモンストレーションし、次に私達がおこないます。

 

翌日は、前日の復習から入り、その後にその日におこなうトレーニングに入ります。

ですが、先に進むかそのまま練習を続けるかは先生の判断となります。進むのはまだ早いとなれば、新しい部分へはいきません。

なので、滞在期間中に渡されたマニュアルを終えない時もあるそうです!

日本ではなかなか無いことですよね。

 

やはり、講義スタート時は大分苦戦しました。

まずはアーユルヴェーダトリートメントとのリズムが全然違う。

 

私的にはAyu先生から教えていただいたリズムの方が断然しっくりくるように感じました。

とても静的でマッサージしながらも瞑想をしているような、ハマると自分への癒しも起こります。

でも、ふわふわし過ぎないように、しっかりと身体をグランディングさせていくよう、力強さも要求されます!

力強さを意識すると、身体に緊張がかかる。それを見逃さない先生は「リラックス」と一声。

 

一進一退。毎回この繰り返しです。

 

一定のリズムを保ちながら身体はリラックスした状態で、先生が言う『ボディパワー』を使って触れていく。

 

そして、オイルの塗布の仕方から、身体の位置、ブランケットの扱い方、どこまでマッサージをしていくとお客様の満足感が高まるかなど細かく沢山のことを教えていただけました。

 

「ダメ」だけではなく、なぜ「ダメ」なのかと言う理由も言ってくれるので、納得するし頭の中に残るんです。

 

そして一番残念だったことが、動画を撮ってはいけないと言うこと。

一時期はOKしていたらしいのですが、とある問題が起こり禁止となってしまったようです。

 

日本に帰ってから、細かいところが「あれ?」となりやすい。その時に確認する手段がないのです。なので、講義後に細かくメモをするようにしていましたが、細かい流れなどはなかなか文字にしにくく・・・。

いつにも増して、すごい集中力をもって講義に挑んでいました。

 

そして印象的だったのが、講義中にポジティブな言葉を常にかけてくれていたということ。

先生が掛けてくれる言葉がとても嬉しくて(笑)どんどん自信がついていきました。

ただ、できていないことはしっかりと言ってくれます。(キツく厳しいものでは無いです。)

自分に足りないものが明確で何をしたらいいのか迷うことは無かったです。

 

講義外での先生のお話

先生は日本での仕事の話や、今まで教えてこられた生徒さんの話など、レッスン後の役立つ話など沢山聞かせて下さいました。

 

あとは経営方法。サロンでどんなメニューを取り入れているのか、今後どのようなことを取り入れたら良いのかもアドバイスしてくれます。

 

なので、悩みや疑問があれば受け身になり過ぎずに、どんどん質問をしていくと良いと思います。

先生の今までの経験から沢山のことをお話して下さいます。

 

最終日

テストとは言われませんが、テストです、はい。

 

教わった2時間のトリートメントをおこないます。

ただ、途中休憩やお水を飲みにいくのは自由です。

 

終了時に細かく先生からフィードバックをいただきます。

そして、なんと!紙面で自分が今どの段階にいるのか数字で明確に教えてくれます。

圧の入れ方、リズム・・・など。これが分かりやすい。

 

Ayu先生から学んだこと

Ayu先生がよく言っていたのは「呼吸と心」

先生のマッサージをしている様子を2時間たっぷりと見る機会がありましたが、本当に「呼吸と心」を感じさせる神秘的な時間でした。そして、ずっと同じ一定のリズム。マッサージをしていない移動の時間でさえも。

 

ただ見ているだけの2時間って、本来ならばとても長く感じる時間です。ですが、あっという間でした。先生の集中力とパワーにのまれていたように思います。

 

初回には既にAyu先生のところに来れて、本当に良かった!と心の底から思いました。

マッサージだけではなく、先生のホスピタリティを目の当たりにし、勉強になることが本当に多く、多分来年も先生のところにお世話になっているような気がしてます。

 

日本に帰国してから、先生から教わったこと・目にしたことを実践できるよう、日々練習に励んでいます。目の前にいるお客様の空気の流れさえも邪魔をしないように、呼吸・空気感・心を寄せ身体に触れさせていただく感謝を胸に頑張ります。

 

今回のこの学びは来年、年明けにサロンに取り入れていく予定です。

お楽しみになさっていて下さいね。

 

滞在中の過ごし方

Banessa Spa

先生のSpaは、観光地ではなくジンバランの住宅街の一角にあります。

 

この辺一帯は道が整備され、そして大きな塀に囲まれた立派な家が多く、高級住宅街なんではないか?と勝手に予想。

治安は悪く無いように感じました。夜出歩いても大丈夫でしたよ。(でも、油断は禁物ですよー)

 

宿泊施設

パッケージを選ぶとこの宿泊施設に泊まります。

宿泊場所からスクールへは徒歩10分程度。

 

洗濯は、宿泊施設に洗濯機がないので手洗いか、先生から教えていただいたSpaへ行く道中にある「ランドリー」に出します。

朝に出して翌日にはもう出来上がっています。急ぎの場合は、対応してくれる場合がありますので、交渉してみて下さいね。

綺麗にプレスされ、柔軟剤の匂いがキツ過ぎない仕上がりで満足。白いTシャツを出しましたが、色移りも無かったです。

金額は総重量で決まります。2日間ぐらいの服の量で薄手のものであれば150円ほど。安いですよねー。

 

ただ、お願いした物が入っていいないこともありますので、枚数を確認した方が良さそうです。

(1回だけ、Tシャツ1枚入っていないことがありました。幸いすぐに気づけたので大丈夫でしたが。)

 

食事

毎日、朝食・昼食がつきます。

ジャムウ

朝、サロンに到着したら「ジャムウ」というバリ島で日常的に飲まれている栄養ドリンクを出してくれます。先生の手作りです。

これがなんとも!身体に利きそうなお味。スパイスに慣れていた私は大丈夫でしたが、一緒に受講していた生徒さんは始め苦戦していました。

朝食&昼食

そして、おいしい朝食&昼食。かわいいBOXに入って出てきます。

インドネシア料理、洋食など辛味に慣れない日本人に合わせて工夫された食事を出してくださいます。(辛味は調整してくれますよ)

そして朝食後は毎回、お茶が出ます。

 

そして、昼食後にはお茶にプラス、先生のお手製のフルーツドリンクも出してくれます。

講義終了時にはお茶とお菓子。

 

至れり尽くせり・・・すごいですよね。

マッサージを受けにきたお客様並に手厚くサービスしてくださいます。

 

お水でさえ、宿から持っていく必要が無いです。

(というか、1リットルのお水を1ケース用意してくださったので、買う必要さえ無かったです。)

 

夕食はつかないので、自分で食べに行きます。

宿泊所近くにはコンビニも飲食店もあるので不自由はありませんが、お店選びに困った時は先生に聞くとお店など紹介してくれます。

 

アクティビティ

講義期間中、お休みを希望する方はカーチャーターを頼んで観光をすることも可能です。

 

今回、私はトレーニング期間が短かったのでお休みを入れずに8日間通しでのレッスンを希望しました。

 

その中でも、「サンセットを海で見てみる?」「ウルワツでケチャダンス見れるけどどうする?」など、提案をしてくれます。

こんなの好きそうだから、これどう?とか。

なので、お休みが取れない方もレッスン終了後にお願いすれば別料金になりますが、バリの観光もできますよ🎵

先生の娘さんのバイクに乗りサンセットを見に海へ

バリの現地の方と一緒に行動すると、観光とは違うその国の生活や文化が見え、バリに住んでいるような気分になれる貴重な体験ができました。

 

そして、最後に。今回一緒に学んだりんちゃんのお陰で、より充実した時間を過ごす事ができました。

私はどうしてもストイックになりがちなのですが、楽しみながら学ぶという事を教えてくれたりんちゃんに感謝!ご一緒できて本当によかったです♪

 

年1回、自分のスキルアップ&気の整えにバリにそしてAyu先生に会いに行きたいな。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

私の日光アレルギーとの戦いはいかに・・・。

いつものように訪れる腹痛や頭痛・便秘、体のだるさなど、いずれ良くなるだろうと放っておく事が多くありません?

「明日にはきっと治るし・・・(多分)」と。

 

そんないつもの症状と自分の中で分かってはいても、自分の中で大したことないって言い聞かせても、当の本人からしたら結構厄介でイラつきの塊な訳ですよ。そこから脱出することができたらどんなにHAPPYか!

 

病院へ行っても病気と判断されにくい、体のだるさだったり、やる気が出ない、息苦しさなど、これらの不定愁訴アーユルヴェーダ智慧が本当に役に立ちます。

 

今回のブログは、私の病院へ行ったら塗り薬をもらうだけの日光アレルギーを薬を塗らずにどう脱出することができたのか、というお話しとなります。(薬を塗らないということを薦めているわけではありません)

 

自分の人生をフルにご機嫌に過ごしていくために・・・必要な方に届きますように。

 

:ー:ー:ー:ー:ー:

 

私は陽に当たると、肌が黒くなるタイプ。

 

昔は陽にあたるのがとても好きで、日焼け止めを塗らずに何時間も肌を陽にさらし続けることを何年も繰り返しおこなっていた。

(というか、幼少の頃から。幼い頃の写真を見ると本当にびっくりするほど陽にやけてますw)

その結果(それだけではないですが・・・)、数年前に日光アレルギー(光線過敏症)が発症。

 

日光アレルギーとは?

光線過敏症は日光アレルギーとも呼ばれ、日光によって引きこされる免疫系の反応です。

日光を浴びることで皮膚にかゆみを伴う発疹や、発赤、炎症、悪化したりする皮膚疾患です。

 

症状

初めの頃は、少し肌に痒みが出て範囲も小さく日光アレルギーだなんて思いもしなかった。汗疹かな?ぐらいな感じ。

 

前腕の部分だけに出ていたものが、段々と痒みや赤みが出る範囲が広がっていき、ついには、ほんの少し陽に当るだけで発疹が出るという有様。

夏の暑い時期でも外に出る時には、長袖を着て日傘をささないといられなくなってしまった。

 

陽に当たった部分が真っ赤になり、小さな湿疹が広範囲にわたり発症。痒みでどうしようもなくなる。

 

そして、ある時は日光アレルギーの症状と異なる、火傷の跡のようなものが関節付近に出るようになった。しかも左右同じ部分、4箇所に・・。

 

この時は、私の体内でおかしなことが起こっているとようやく認識し始めた。

でも、病院嫌いな私は病院さえ行かず、どうしたものかと悶々とする日々を送り、ただただ陽を避け痒みに耐えていたという感じ。

 

実は健康ではない?〜アーユルヴェーダとの出会い〜

私がアーユルヴェーダにのめり込むきっかけとなったのも症状が進行しひどくなり始めていた頃。

 

以前から、ヨガをしていたということもあり、独学で勉強をしていたアーユルヴェーダ

絶好のタイミングで尊敬するグルがインドにて指導者養成講座を開催するとのことで、すぐに申し込みをした。

その講座には、なんとアーユルヴェーダの施設に宿泊し、アーユルヴェーダドクターから講義を受けられるというものも含まれていた!

今思えばなんという巡り合わせ。本当にラッキーでしかない。

 

アーユルヴェーダの施設に宿泊したので、講座のオプションとして5日間のトリートメントと体質に合わせた食事をいただけることに。

 

そこでの生活が本当に良かったのようで、キツイトレーニングを受けていたわけでもないのに、身体がものすごく柔らかくなり、体重は変わっていないのに、むくみが取れ「痩せた?」と言われるほどに顔や身体がすっきりと変化していた。

さらに驚いたことに日光アレルギーとは別に気になっていた甲状腺ホルモンの異常により出ていた症状が、日本へ帰る頃には全く出なくなっていたということ。

 

短期間でこんなにも身体が変化するものなのかと、アーユルヴェーダ智慧の奥深さに感銘を受け、ここから私のアーユルヴェーダを本格的に学ぶ新たな道がスタートすることになります。

 

大きな病気をしたことのない私は、健康体であると信じきっていた。

このようなインドでの体験がなければ、自分の体は本当の意味での【健康】ではない、という事に気付けなかったと思う。

 

私のアーユルヴェーダの先生が言っていた事

「病気は病気になった人でなければその気持ちがわからないのと同じで、健康も本当の意味での健康を体験しないとわからない」

症状を和らげるために実践したこと

私が実践したことは、特別なことではなく

  • 早寝早起き
  • 毎日2時間程度のヨガと散歩
  • 規則正しい生活
  • 白湯を飲む
  • ほぼ毎日食べていた納豆を食べるのをやめた
  • パンやスパゲッティなどの小麦を取らない
  • カフェイン断ち
  • 自炊
  • 消化力に合わせた食事
  • セルフアビヤンガ
  • そして、先生から私の症状に合わせたレメディー【トリファラ】の摂取

 

今あの頃の自分をアーユルヴェーダ的に分析をしていくと

  • ピッタが悪化し、ヴァータが乱れ
  • アグニ(消化力)が落ち
  • アーマ(毒素)が溜まりに溜まり
  • 血が汚れきっていた!

 

上記のことを実践して消化力を高め、溜まったアーマを排出していき、ラジャス(*)な状態からサットヴァ(*)な方向へと心身を鎮めていく。

 

今までの自分自身の生活習慣を変えていくには、はじめのうちはかなりの努力が必要となりました。

 

上記に記載した、私が実践したことを「こんなこと?」と思われる方もおられるかもしれないです。

でも、「よくない」と言われることが自分自身にとって「負」だと感じなくなった時、依存心がむくむくと強烈に発動され、日々の暮らしになくてはならないものへと変化していき日常化する。このゾーンに入ってしまうと、なかなかどうして!抜け出すのが一筋縄ではいかないのです。

 

そして反対に「こんなこと?」を実践すればある程度の不調は緩やかに改善していく。やらない手はないですよね。

実践した結果

日光アレルギーの方は、症状は軽くなり始めていたもののインドから帰国してもまだ完治はしていなかった。

 

アーユルヴェーダの先生に、相談をしたところ摂取するレメディーをご指南いただき、それを上記の”日常生活の見直し”と併せて実践して1年経った頃から効果が出始めた。

 

2年目には、長袖を着なくても湿疹が出なくなり(細心の注意をしたうえで)、3年目にはとうとうふと忘れて陽に当たったとしても発疹は全く出なくなり、日光アレルギーから解放されることとなる。

実践するにあたっての壁

体調を改善するにあたって、一番の障害はやはり自分自身への偏見。

 

【できない】

 

仕事が忙しいから

家族がいるから

時間がないから

面倒臭い

 

これらが、邪魔をします。

実践できていないからこそ、今の心身の状態になっているということをちゃんと理解して行動にうつす。

 

自分自身にオープンマインドになっていく。

【できない】という自分への偏見を手放していく。

 

嫌な部分に蓋をせずにしっかりと向き合っていくということが、症状脱出の『カギ』となります!

 

私は幸か不幸か・・・コロナにより普段だったらあり得ない、2ヶ月間のお休みを強制的に取れたことで徹底的に体質改善に取り組めた。

2ヶ月間、続けることは本当に大変。

したい依存欲求と、やめたいという自分を宥め、ご機嫌をとるという葛藤の日々。

 

ですが、苦痛だった習慣の見直しは、1ヶ月経つ頃には新しい習慣が自分の習慣へと定着し始め、苦痛から徐々に解放され始めます。

 

今では仕事等のバランスをとりながら、緩やかに実践しています。

 

ただ、補足をしておくと

アーユルヴェーダではどんなに良いとされているものであっても、実行する人にとって心地よいものでなかったらたら「おこなわなくていいよ。」と説いてくださっています。

 

「しなければならない」は余計な緊張(ストレス)をうみます。「ちょうどいい塩梅」を見つけていくことがとても大切です。

なので、少しずつ日常生活に取り入れる。一気に今までしていたことを止めるのではなく、毎日行っていたものを週一おやすみから始めてみるなど、ゆるりゆるりと。

 

私はストイックに実践しましたが(笑)

ゆるりとストレスがかからない程度におこなわれることをオススメします。

 

まとめ

アーユルヴェーダーでは、症状が出ているならばその原因がどこからきているのか根元を探りにいきます。

からだ、心、五感、消化力、食事、睡眠・・・。

 

症状が出たときに、何かで補おうとする前に、今一度自分の日常生活に目を向けてみると解決方法が見えてくるかもしれません。

まずは、必要のないもの・体質に合わないものを手放すところからスタート。

 

アーユルヴェーダの素晴らしいところは、個に合わせて調整をしていく選択肢が多数あるということ。

そして、その調整は自分自身にとって「心地よいものを取り入れていきましょう」と慣れるまで少し猶予を与えてくれ、強制をしないから心身にストレスを感じすぎることがない。

 

すぐにできなくていいんです。中長期的に自分自身の悪い習慣から離れていく練習をマイペースにしていきましょう。

 

自分自身の心身の健康のために。

体だけではなく、心・魂をも含めて幸せを手に入れるために、まずは出来ることから。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。


《補足》

ひとつお伝えしておきたいことは、塗り薬が良くないということではなく、病院でまずはしっかりと診察していただき、医師の判断を仰いでからアーユルヴェーダの知恵を選択肢の一つとして取り入れることをオススメします。

そうだ京都へいこう!

旅行に行くことが大好きで、年に数回は自分自身へのご褒美としてタイやバリ島へよく行っていたものですが、このコロナ禍で行くことが叶わず、もうかなりの禁断症状が。。。

大好きな海外へ行くには自分的にまだGOが出せず・・・。それならば失効してしてしまう前にマイルで日本旅行をしよう!と計画を練ることに。

ある方がオススメをしていた【鈴虫寺華厳寺)】がある京都へいざ出発!

 

当初は鈴虫寺を参拝した後は、美味しいもの食べて〜と『ゆるりのんびり旅』なんて思っていましたが、いつの間にやら『神社巡り、御朱印集めの旅』となってしまった。なんでこういつもスイッチ入ってしまうのでしょう。。。

 

《1日目》(嵐山)鈴虫寺松尾大社天龍寺

《2日目》(三重県伊勢神宮 外宮・内宮ー猿田彦神社ー佐瑠女神社ー二見興玉神社

《3日目》(京都)清水寺安井金比羅宮ー八坂神社ー金閣寺ー東山慈照寺銀閣寺)

《4日目》(京都)稲荷伏見大社ー宇治神社宇治上神社

 

覚えているところでざっとこの数(小さな神社を入れたらもう少しありそう)そうそう行けるものでもないとなると、詰め込む詰め込む。

回ればいいってものでもないですが、行けるものです(笑)

そして、今まで全く興味のなかった御朱印集めにハマることに。

 

このブログでは、特に印象に残った4つの神社について書いていきます。

 

鈴虫寺

一番初めに行ったのが、京都の嵐山にある鈴虫寺

恋愛成就・縁結び祈願で人気のお寺です。

私は仕事柄、沢山の方とのご縁に恵まれたいと思い訪れたお寺。11時ごろ到着した時点で既にすごい行列でびっくり!

 

説法は1日10回

所要時間は約30分程度

 

さて、大分待たされるのを覚悟していましたが、入れ替え制のようで時間になったら難なく入れたので一安心。

お部屋に入ると虫の鳴き声がBGMとなって流れてくる。でも、よくよくお部屋の前を見てみるとクリアBOXの中に生きた本物の鈴虫が入っている!

お話によると3千匹!!

 

本来、鈴虫は夏から秋にかけて夜になると鳴く虫です。

そして鳴くのはオスのみで、メスに対する求愛行動。メスがそばにいないと鳴き方が異なるようなんです!

 

本来ならば午前の時間帯、春の時期は鳴くタイミングでは無いですよね。

そうなんです。鳴き声を絶やさないように、色々とご苦労されているようですよ。この話を聞いてなんだか私の心はざわつきましたが(笑)

 

私が楽しみにしていた説法は、私が想像していたようなものではなく。

少しライトな。京都ならではの柔らかな声と言い回し、そしてエンターテイントメント性があり、とても親しみやすい楽しい説法でした。

 

この日のお話で印象的だったのが【人生は思い通りにいかないもの】【当たり前と思っていることは当たり前ではない】【昨今只今】

 

よく聞くお話であったとしても、住職に聞くとなると有り難みが違う気がしてしまうのは私だけでしょうか?

このお話を聞いて改めて自分の在り方を振り返ってみると、分かっていたつもりでも自分都合のリズムで過ごしていることって多いよなと。

人からお話を伺うのは、気づきが多く本当に楽しい。

 

さて、説法が終わりいよいよ願い事をするタイミングがやって来ましたが、あまりに人が多いものでお願い事をするのに焦ってしまい(笑)伝わったかしら?と少々不安になりつつ、さあいざ!激混みの観光のメッカへとくり出す。

 

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拝観時間:AM9:00-PM5:00(入門は4:30まで)

拝観料 :大人500円、子供300円(お茶菓子付き)

HP:https://www.suzutera.or.jp/

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伊勢神宮

当初は行く予定ではなかった、三重県伊勢神宮

ここに行くと決めて日程を伸ばしたのですが、この選択が大正解!今回の旅で一番のお気に入りスポットとなりました。

 

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皇大神宮(内宮)*

皇室のご先祖であり、私たち日本人の総氏神天照大御神(あまてらすおおみかみ)』

全国約8万社の神社の中で、最大の聖域であり、全国の神社の中でも格別のお宮として崇敬を集めています。

 

豊受大神宮(外宮)*

天照大御神様のお食事を司る。衣食住をはじめ、全ての産業の守り神です。

 

「お伊勢参りは外宮から」がならわしです。

 

伊勢神宮のHPより抜粋》

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伊勢の滞在時間が短いので、宿泊所に初めてシェアハウスをチョイス。

同室の方も同じように伊勢神宮へ行くらしく、なんとびっくり4:30に起床されてた!早い!!私も他の方のご迷惑にならないように支度をし5:30ごろ出発。

 

その日は満月。月の入りを見ながら伊勢神宮・外宮へ。

 

真っ暗の中、境内へ。静まり返った境内は砂利道を歩くたびに鳴る自分の足音のみ。

陽が昇り、だんだんと明るくなっていく様が本当に神秘的で感動しきりでした。

 

そして、次は伊勢神宮・内宮へ。

外宮から40分程かけて歩いて行きました。

普段からよく歩くので、歩くことは苦ではないのですが、早朝はまだまだ寒かった!!身体の芯まで冷え切り、花粉症のような・・・寒暖アレルギーのような症状がこの日1日中続くことに。辛かった。。。

 

さて、内宮では陽の出を浴びながら鳥居をくぐらせていただき、「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触れる」「味わう」これら全て濁りなく五感をフル稼働。こんなにもそのまま受け入れることが心地よいなんて!と感動しっぱなしでした。

 

同室の方が早起きしてくださったお陰様で出逢えたこのひとときに感謝です。

早朝、暗いうちからの出発が本当にオススメです!

 

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参拝時間:1月〜4月・9月 AM5:00-PM6:00 (季節によって閉門の時間が異なります)

HP:https://www.isejingu.or.jp/

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稲荷伏見大社

「お稲荷さん」と言われる神社は、全国に30,000社あると言われ、その総本宮伏見稲荷大社

稲荷山全域を神域としてとしており、「五穀豊穣」「商売繁盛」「家内安全」「諸顔成就」の神として、信仰されてきました。

 

よくCMやSNSなどで見ていた、長く長く続く鳥居さん。

外国の方に大人気ということで、混む中歩くのは面倒だったので朝食後早々に出発!

ですが、もうすでに海外の方が大勢いらっしゃってました。

印象的だったのが、お賽銭をし作法にのっとり参拝されている外国人の方。こんなにも日本を愛してくれていることにとても嬉しく感じました。

 

ここは24時間入れるようですよ。夜に入る勇気はないなー。

 

さてさて、大分油断してました。

前情報なしに、入り込んだ為こんなにも鳥居が長く続くとは思ってもいませんでした。

入り口にある案内図は可愛らしい絵だったし、インスタなどで見る写真はとても皆さん優雅だったので。完全に油断!甘かった。

一度入ると途中でやめられない性格の私。長い長いいつまでも続く階段を登り続ける。ほとんどの方が途中リタイアしていく中、最後まで登り切りましたよ。

山頂にたどり着いても、爽快感はありませんでしたが(笑)一つずつ丁寧に回っていく中、これは禊だなと。

 

登るごとに段々と雑念が取り払われていく。

余計なことを考えなくなる。

ただ、歩みを進めお参りをするということに集中。

とても良い時間となりました。

 

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参拝時間 : 大晦日、元旦を除いて24時間参拝可能

HP : http://inari.jp/about/

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宇治神社

最後に思い出深い神社は、正しい道へと導く神使いの「みかえり兎」が鎮座している宇治神社

 

抹茶のパフェが食べたくて立ち寄った宇治。

御朱印集めをしていた私は、この地の神社も行ってみようと向かった神社に兎さんがいるではないですか!

今年の干支である兎が鎮座している神社に行き当たるとは。テンション上がりました。

サロンにそっと《みかえり兎》が鎮座しております。探してみてくださいね。

 

 

そして、最後に。

今回の京都旅行で、もう一つ感動したことがありました。

若い男子学生さん達が、学校行事ではなく神社を訪れている様子を多く見かけたことです。

SNS用に写真を撮るでもなく、ただ純粋に参拝を楽しんでいるように見受けられ、この京都の地はとても神聖でそのスピリットが若い世代の方々にも自然と受け継がれていいて、参拝が特別行事ではなく、必要な時にだけの神頼みでもなく、日常の中に根付いているのだと感じました。素敵です。

 

鈴虫寺の住職さんがおっしゃっていました。

動ける身体があるということ

ここに来られる時間があるということ

そして、遠くに足を伸ばせるお金があるということ

当たり前のことで忘れてしまいがちだけど、それって当たり前じゃなくってもうスペシャルなんだと。

 

自由に移動ができない状況になってから、日本という国を人をかえして見直すタイミングが多々ありました。

「融通が効かない」「決まり事が多く息苦しい」「自由がない」などと言われてしまう日本ではありますが、今回の旅で現代までこの美しい文化を絶やすことなく維持・伝えてきてくださっている方々に感謝の気持ちが溢れ出てきました。

この日本の素晴らしさに触れることができ、この国に生まれ、日本人であることを誇りに思えるようになったこのスペシャルな全ての出会いに感謝しきりの店長yukikoでした。

 

 

長い長いブログを最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

〜花粉症〜薬から“さよなら”できる日が来る?

本日は2月最終日。日中はとても暖かく、風が強い日でしたね。

 

あの黄色の集合体・花粉が舞っているのを身体で敏感に感じ、室内に戻った瞬間に目・喉・鼻がムズムズムズムズ。

 

今年の花粉飛散量は、関東を中心に非常に多くなると予想されているようですね。

毎年花粉に悩まされている方は早々に準備を始め、薬を飲み始めたりしているようですが・・・それでも、くしゃみや目の痒みは出ているようです。

 

アーユルヴェーダがこの花粉に対してどのような対処ができるのか。

今からやっても間に合わないのでは?と思われるかもしれませんが、もしかしたら今からでも間に合う可能性も???

 

以前、アーユルヴェーダの講座に参加した時に、参加者の中に花粉症がとても辛そうなの方がいらっしゃいました。

その講座では日々の過ごし方や食について学びます。自分自身のライフスタイルを見つめ直し、生活にアーユルヴェーダ智慧を取り入れていく実践的な内容。

その方は、講座の中盤ぐらいにはまるで別人のようにとても症状が軽くなられていました。

僅か数週間の変化です。

この方が一生懸命頑張った結果かと思われますが、こんなにも効果があるのかとびっくりしました。

 

 

この時期は、冬に溜め込んだものが春の温かな日差しにより溶け出し、消化しきれなかったものは体内を巡り、身体の弱いところに蓄積していくと言われています。この蓄積した【毒(アーマ)】と言われるものが、身体にどのような影響を及ぼしていくのか見て行きましょう。

 

アーユルヴェーダ的なアレルギーの考え方

・アレルゲン・異物に抵抗していく力の弱さが原因となりアレルギーが起こる。

・この抵抗していく力の弱さは、排出しきれなかった”毒(アーマ)”によるもの

・この“毒(アーマ)”がつくられるのは、不適切な消化力(火・アグニ)によるもの

 

アレルギーが起こってしまう原因は?

・遺伝

・消化力が弱い(アグニ)

・体質による

・ドーシャの乱れ

・免疫力の低下

・体内のアレルゲン量

 

アレルギーに対抗するのに、私たちが取り組むことができること。

それは「消化力の向上」「ドーシャの乱れを整える」「免疫力の回復」

 

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花粉症攻略法

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【消化の火(アグニ)】がキーポイントとなる!

未消化物(アーマ)が体内を巡り、弱いところに蓄積していきます。アレルゲンがこの部分に触れると身体が拒否をし、身体に反応が出る。これがアレルギーです。

アレルギーの原因となり得るこの未消化物を発生させないためにも、消化力を高めていくことが大切となっていくのです。

 

消化力のアップ

 

消化の火を高めるアーマパーチャナの実践

 

《アーマパーチャナ》

・白湯を飲む

・食事の量

・消化力に応じた食事をとる

・消化力を高めるスパイスを積極的に摂る

 

食事の時間がきたから食べよう。ではなく、「お腹が空いた」という感覚を大切に食事を摂るようにしましょう。

そして、腹6〜8分目。お腹いっぱいになるまで食べないように、食事の量に気をつける。

目安としては、食後の身体の重さや眠気など起こらない程度の食事量。

食間はならべく約4時間は空ける。『おやつ』も食です。消化にエネルギーを使いますので、食事と同じように食間を摂るようにしましょう。

 

《消化力を高めるスパイス》

スーパーで手軽に手に入れられる生姜を今回はご紹介します。

 

・生姜のパウダーを白湯に入れて飲む

・生姜を刻み岩塩とレモンを搾り、ティースプーン1杯程度食前30分前に食べる

 

生姜の活用方法のブログです。

https://kalaniyrs.hatenablog.com/entry/2023/01/27/180215

 

食事

 

消化に重いもの、身体を冷やす性質のある食材、食事をならべく控えましょう。

 

《控えたい食べ物・食材》

揚げ物、生物、チーズ・ヨーグルトなどの乳製品

生物、酸っぱいもの(トマト、梅干し、酢など)

きゅうり、なす、じゃがいも、、柑橘類

冷たい飲み物、アイスクリーム

など。

 

あなたの消化力はどのレベル?

・便秘がち

・お腹が張る

・オナラがよく出る

・お腹が空かない

・食事の量が多い

・食べる量が多い、毎回お腹いっぱいになるまで食べる

・夜食を食べる

・間食が多い

・アイスや氷の入った飲み物など、冷たいものを食すのが好き

・寝る時間が遅い

 

上記に当てはまる方、もしかしたら消化力が落ち気味かも。アーマパーチャナを実践してみてくださいね。

 

 

【ドーシャの整え方】

 

日々の過ごし方(ディナチャリヤ)の実践

 

お仕事や育児、勉強、介護など・・・。なかなか自分の思い通りに時間を使えない場合には難しいこともありますが、できるところから始めてみましょう。

 

以前投稿したコチラをご覧ください。

https://kalaniyrs.hatenablog.com/entry/2023/01/10/202229

 

各ドーシャの気をつけていきたいこと

 

《ヴァータさん》

花粉で出やすい症状:くしゃみ、頭痛、乾いた咳

 

ーたまに立ち止まって周りを見渡してみよう!ー

春の時期は風が強く吹く日が増えてきます。強い風に当たりすぎないようにしましょう。(帽子などを被って防御!)

身体を温かく保ち、温かい飲食を摂るようにしましょう。

イヤホンなどで音を聞きすぎない、うるさい音・不快な音がするところに長時間滞在しないようにする

全てにおいて不規則になりやすく、動きすぎてしまう傾向にあるので、タイムスケジュールを立ててならべくゆったりと過ごしましょう。

(「やらなければいけない」ということに対して緊張が走りやすいので、ストレスがかからない程度にほどほどに)

 

ゆったりと動くヨガ。そして穏やかな音楽、マントラを聴いたり口ずさんだりすることがオススメ。

 

《ピッタさん》

花粉で出やすい症状:目の充血、喉の痒み

 

ーイライラはどこから?深呼吸してみようー

この春の時期は、生活環境が変わることから日々忙しく動き回ることが多くなってきます。

時間に追われる事に対してイライラが生じてしまう場合がありますので、時間に余裕を持って行動をするようにしましょう。

消化力を高めるのに、生姜は効果的ではありますが、ピッタさんは摂り過ぎに注意!

そして、十人十色。いろんな人がいると思って寛大に。

 

流れに任せて動くフローヨガ、緑あふれる自然豊かな場に行ったり、川辺に足を伸ばし心身のリフレッシュを定期的に取ることがオススメ。

 

《カファさん》

花粉で出やすい症状:頭が重い、鼻水が出る、鼻詰まり、目の痒み、水っぽい目、痰の絡んだ咳

 

ー違うパターンはあるかな?さあ動き出そう!ー

春は身体が重くなりやすく、より動きたくないなどの症状に駆られやすい時期です。

ワクワクするようなものを見たり聞いたり、身体を動かすなど、じっと同じ場所に止まりすぎないように注意をしましょう。

なので、お子様・ご高齢の方・お身体の弱い方以外、昼寝は厳禁です!

身体を温かく保ち、温かい飲食を摂るようにしましょう。

 

少ししっかりと動くハタヨガ、散歩がオススメ。

 

 

ここまで整えていくと、おのずと身体は強くなり免疫力が高まっていきます。

 

 

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花粉症対処法

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《ハーバルスチーム》

水・・・約2ℓ

生姜(すりおろす)・・・小さじ4程度

ターメリック(粉)・・・小さじ1程度

 

大き目の容器に水を入れ、沸騰させます。

そこに上記の材料を全て入れ、5分程沸騰させます。

容器をテーブルに置き、顔を30センチ程度近づけて大きなタオルを容器ごと含めて覆うように頭にかぶせる。

鼻から蒸気を吸い込み、口から吐く。この時目は閉じるようにする。

1日1〜2回。1回3・4分程度行います。

 

《点鼻(ナスヤ)》

ごま油

 

ごま油を温め、仰向け(又は座った状態で)首の下に枕を置き、首が辛くならない程度にアゴを上に向ける。

片方の鼻の穴に2滴程度垂らす。

鼻先、眉間、小鼻の骨を1〜2分程度優しくマッサージします。

2〜3分横になった状態で保持。

喉に溜まったものを吐き出す。

*朝の空腹時に行う*(余裕があれば7日間行う)

 

〜スパイス使用する場合〜

上記のごま油にシナモン(粉)、甘草(粉)、カルダモン(粉)、ターメリック(粉)・・・各2つまみ(20miのごま油に対し)

 

*ライフスタイルに以下のものを取り入れてみよう!*

鼻うがい(ネティ)、ナスヤ、オイルうがい(*1)、身体を温める

 

(*1)温めたごま油、大さじ1杯程度を口に含み、口を閉じた状態でグチュグチュと口内を動かす。(10分〜15分程度)終了後はティッシュなどに吐き出してゴミ箱に捨てる。

 

 

花粉症に対して書いていきましたが、実際はこの春の時期に起こりやすい心身の不調にも効果的です。

ストレスを感じすぎない程度に、少しづつ日々の生活に取り入れていきましょう。

慌てず焦らず自分のペースで実践してみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました^ - ^

 

食養生① ショウガ

『10年に一度の大寒波が日本列島を襲う!』

と連日報道されており、氷点下になることがほぼない地域に住んでいる私はなんとも現実味のない報道に、危機感を感じてはいなかった。

 

ですが、ここ数日の寒さはダウンジャケットやヒートテック素材を通り抜け、肌に寒さが到達してくるパワーの持ち主。これが何ヶ月も続いている地域にお住まいの方の苦労・・・お察します。。。マイナスに達していない外気温で愚痴ってすみません。

さて、そんな寒い時期をどう乗り越えていくのか?アーユルヴェーダ的に食の面から見ていきましょう。

 

**〜**〜**〜**〜**

 

やはり、と思われる方もおられるでしょう。

そうです。ショウガです。

 

食養生シリーズ1回目】は、この寒い冬の時期に大活躍してくれる口に入れれば身体をポカポカと温めてくれ、瞬時に身体に変化をもたらしてくれ、まったりとする味付けにピリリと刺激を与えてくれる万能食材ショウガ。

 

アーユルヴェーダでは、万病を治すものとして薬効が認められ、漢方薬では主に使われる薬の7割以上に生姜が含まれていたり、さらにアメリカ国立がん研究所による「がん予防の可能性のある食品ピラミッド」のトップ群の一つにショウガが挙げられているそうです。(「まいにち生姜レシピ」より)

ショウガの歴史

ショウガはインドを中心とした熱帯アジアが原産だと言われています。

その歴史は古く、インドでは保存食や薬効品として食べられていた記録が残されており、中国でも「孔子」が食べていたという記述があります。

日本では、中国より伝来したと言われ「古事記」にはショウガに関する記述が残されているそうです。

 

大航海時代では450グラムの生姜が、羊一頭に相当するほど貴重で高価なものだったとか!!

今では、スーパーで手軽に手に入れらる財布に優しい食材。良き時代に生まれたことに感謝。

 

 

効果・効能

《根本的な作用》

  • 体を温める
  • 血管拡張
  • 血行促進
  • 抗炎症作用
  • 抗菌作用

《関連作用》

  • アンチエイジング効果
  • がん予防
  • 吐き気の軽減
  • 消化促進
  • 糖尿病のリスク軽減
  • 口臭軽減
  • 変形性関節症や関節リウマチの痛み緩和
  • 血圧の低下

 

生と加熱では作用に違いがある?

《生》多く含まれる成分はジンゲロールです。血流を促進して身体を温めるのは、この成分の働きによるものです。その他、頭痛や吐き気を抑えたり、抗がん効果も報告されています。生特有の辛味成分が白血球の働きを刺激するのも特徴です。

 

《加熱》ジンゲロールの大部分がショウガオールという成分に変化します。コレステロール値を下げたり、血液をサラサラにしたり、解毒作用、抗酸化作用、吸収能力を高める作用があります。

(「まいにち生姜レシピ」より)

 

それぞれに健康に良い作用が期待できるため、調理法も工夫していきたいですね。

 

ショウガの取り入れ方

普段の食事にショウガを取り入れてみる。

チキンスープ、野菜スープの中に千切りにしたショウガを入れてみたり、炒め物に入れてみたりと工夫一つで多様できるのもショウガのすごいところ。

 

アーユルヴェーダ的取り入れ方

体内に溜まったアーマ(毒素)を取り除くために無くてはならないスパイスの一つ。

 

体調が悪く病院に行っても、医師から言われるのは「更年期だからね」「ストレスだね」で片付けられてしまう《なんとなく不調・だるい》これを不定愁訴といいます。

これ、アーユルヴェーダではアーマが溜まっている状態を示しています。

 

ーアーマの堆積で生じる ⇨ 身体の倦怠感が抜けきらない、便秘、日中の眠気、肩首コリなど、これらの症状がある方にオススメー

生姜のみじん切りに岩塩(塩)をふりかけ、レモン汁をたっぷりと搾る→ティースプーン2杯程度、食前30分前に食べる。

 

ー面倒くさがり屋さんはコチラー

スーパーでもスパイス類が簡単に手に入るようになってきました。

ショウガパウダーを白湯にティースプーン1杯ほど入れて溶かして飲む。(お好みで調整)

上記の状態では飲みにくい方は、蜂蜜(非加熱)を熱過ぎない約40度くらいの白湯に入れて飲む。(または、精製されていない砂糖)

 

各ドーシャの適した摂り方

ヴァータさんとカファさんは冷性の質を持っているので、ショウガを生活にどんどん取り入れていきましょう。

 

ピッタさんは、もともと熱性の質を持っているので摂り過ぎに注意が必要です。毎日摂取することは控えて体が程よくポカポカする程度にしておく。

胃の当たりに不快感が出たり、胃腸炎など不調がある場合は控えましょう。

 

 

アーユルヴェーダでは、体内に取り入れる食べ物がエネルギーとなり身体・知性をつくりあげていくと考えられています。

体内に取り入れる食物は、温かく、消化が良く・栄養のあるものが良いとされ、食がいかに自分自身の人生を豊かに過ごすために重要なものであるかが説かれています。

 

日常にショウガを取り入れて身体を温め、寒い冬を乗り越えていきましょう。

そして、温かな春をアーマ(毒素)が溜まりに溜まった《だる重》な身体で迎えないように、今のうちから整えていきましょう。(アーマを取り除くにはもう少し気を付けることがあります。また別のブログにて書きます。)

 

(補足)花粉症もアーマの堆積により生じているものとアーユルヴェーダでは言われています。 

 

アーユルヴェーダ的1日の過ごし方

 

自分自身の健幸を保つためにおこなう1日の過ごし方を、アーユルヴェーダでは『ディナチャリア』と言います。

 

その内容はとてもシンプルなこと。

 

  • 早寝早起き
  • 身体を清潔に保つ(セルフオイルマッサージなど)
  • 6味(甘味・酸味・塩味・辛味・苦味・渋味)をバランスよくとる
  • 滋養のある新鮮な食べ物を摂る
  • 排便・排尿
  • 適度な運動・・・など。

とってもシンプルだけど、上記を読んで今までの過ごし方を変え、すぐに実行できそうな方いらっしゃいます?

 

まず、早寝早起きから難関だと思いませんか?

 

  • 仕事や家事に追われ自分時間が取れず、家族やお子さんが寝静まってからようやくホッと落ち着く時間をとっている。
  • 仕事から帰ってきて、すぐに寝られず自分の心を落ち着かせるために、少しぼーっとする時間をとってから寝る。
  • 昼夜逆転の夜勤がある。

・・・だから、ついつい夜更かし&ダラダラと朝10時近くまで寝てしまう。という方も多いのではないでしょうか?

 

何かしら出来ないことの中に、自分自身のバランスを取るために、守るためにしている行動は多いように思います。

 

それが、良い・悪いではなく、その方にとって必要である時間。

でも、その必要であるはずの時間(行動)が実は自分自身の身体を蝕んでいる可能性がある・・・。私がここで書かずとも皆さん「やらない方が良いって、分かってはいるんだけど・・・」ですよね。。。

 

自分の生活をすぐに変えるのは難しいことですが、その中でもできることはあると思います。

 

それでは、アーユルヴェーダ的生活とはどんなことをしていくのか見ていきましょう。(一つ一つどんな風におこなうのかは、また別の機会に説明をしていきます。)

 

 

アーユルヴェーダ的生活ってどんなもの?

 

《朝》

・ヴァータの時間(6時前)には起床

・排泄

・舌磨き(歯磨き・鼻うがい・ナスヤなど)

・オイルマッサージ

・入浴(シャワー)

・適度な運動(ヨガなど)

・少なめの消化に良い栄養のある食事を摂る

 

《昼》

昼は1日の中で一番消化力の高い時間帯。3食の中で一番しっかりと食べて大丈夫。

情報処理に優れている時間、お仕事や創作の時間として過ごします。

小さいお子さん、ご年配の方、体の弱い方以外はお昼寝を避けましょう。

 

《夜》

量は少なめ。消化に良い栄養のある食事を摂る

入浴

心・五感を鎮めるために呼吸法や瞑想

22時〜23時頃には就寝

 

朝のやる事の多さよ!!

 

これを見ただけでもう無理!!なんて思わないで下さいね(笑)

 

そして、ココ。とても大事です。

〜頑張りすぎない〜

心身が疲れている時は休みましょう。「やらなければいけない」と自分を縛りつけないようにします。

 

アーユルヴェーダでは、いきなり生活を変えないようにしましょうと教えてくれています。

変えることに心身に多少なりとも緊張が生じますから、その緊張の幅が大きく出ないところからスタート!

 

 

まずは週1回からスタートしてみる。

それが1ヶ月間続けられることができたら、週2回、3回と徐々に回数を増やしていく。

負担がなく自分自身が心地良いと感じられていれば徐々に習慣化していきますので慌てず・結果を求め過ぎずにおこなっていきましょう。

 

好転反応

 

自分自身の行動を変えた時に、心が落ち着かないことや、イライラすることが出てくるかもしれません。

はじめてチャレンジすることには、多少なりともストレスが生じるものです。

上記の症状が出ているときは、少しペースダウンをするか、一旦お休みするなど選択肢が他にもあると思ってください。やり続けることだけがベストではない場合があるのです。

 

実際に取り入れてみると体の軽さや、五感から受け取れる質の違い。そして何より日々のワクワク感・生きる力が変化してきます。

こうなったらこっちのもんです。

『ディナチャリア』が生活の一部に。

 

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いい加減に突っ走れ!

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 

2020年から世界中の人々が今まで経験した事のない状況に追いやられ、目に見えぬ不安・恐怖と戦ってきました。あれから3年。。。感染者数がいまだに多い日本ですが、それでも状況が変わってきているのを肌で感じます。

 

私たち日本人は、平和と調和を重んじる国だと“私”は思っています。

なので、「他人に迷惑をかけたら」「あの人が重症になってしまったら」等、これらの不安がずっとずっと付き纏う。

 

もちろん、このコロナ禍でも自分のやるべきことを見つけて、生き生きと過ごしている方もいらっしゃる。

でも、全ての人じゃない。

 

条件付きで外でのマスク解除が発令された今年の夏。腰の曲がったご年配の方が、暑い中マスク付けてお一人で歩いている姿を見て、とても心が苦しくなりました。

 

この心の不安が解かれてようやく完全終息となると思っています。

それだけ、私たちの心に刻まれたモノは計り知れない。長いよ。

 

世界中の人々の心が解き放たれ、自由に羽ばたいていけますように。

 

 

そしてそして今年の私は

【いい加減】=【良い加減】で2023年を走り抜けます!!

 

私はピッタがメインドーシャなので、頑張るのは苦ではないんです。

頑張ってるって思ってないから(笑)

でも、側から見るとかなり鼻息荒いらしい・・・。

今年もやっぱり走るんかい!って感じですが。《動く・休む》いい塩梅を見つけて楽しみます♪

だって、私の人生だからね、頑張らせてよですよ。モチロンちゃんと休みます。ハイ(╹◡╹)

 

今年も皆さんにとって心穏やかな幸多き年となりますように。

 

2023年今年もどうぞよろしくお願いします!