そうだ京都へいこう!
旅行に行くことが大好きで、年に数回は自分自身へのご褒美としてタイやバリ島へよく行っていたものですが、このコロナ禍で行くことが叶わず、もうかなりの禁断症状が。。。
大好きな海外へ行くには自分的にまだGOが出せず・・・。それならば失効してしてしまう前にマイルで日本旅行をしよう!と計画を練ることに。
ある方がオススメをしていた【鈴虫寺(華厳寺)】がある京都へいざ出発!
当初は鈴虫寺を参拝した後は、美味しいもの食べて〜と『ゆるりのんびり旅』なんて思っていましたが、いつの間にやら『神社巡り、御朱印集めの旅』となってしまった。なんでこういつもスイッチ入ってしまうのでしょう。。。
《2日目》(三重県)伊勢神宮 外宮・内宮ー猿田彦神社ー佐瑠女神社ー二見興玉神社
《3日目》(京都)清水寺ー安井金比羅宮ー八坂神社ー金閣寺ー東山慈照寺(銀閣寺)
覚えているところでざっとこの数(小さな神社を入れたらもう少しありそう)そうそう行けるものでもないとなると、詰め込む詰め込む。
回ればいいってものでもないですが、行けるものです(笑)
そして、今まで全く興味のなかった御朱印集めにハマることに。
このブログでは、特に印象に残った4つの神社について書いていきます。
一番初めに行ったのが、京都の嵐山にある鈴虫寺。
恋愛成就・縁結び祈願で人気のお寺です。
私は仕事柄、沢山の方とのご縁に恵まれたいと思い訪れたお寺。11時ごろ到着した時点で既にすごい行列でびっくり!
説法は1日10回
所要時間は約30分程度
さて、大分待たされるのを覚悟していましたが、入れ替え制のようで時間になったら難なく入れたので一安心。
お部屋に入ると虫の鳴き声がBGMとなって流れてくる。でも、よくよくお部屋の前を見てみるとクリアBOXの中に生きた本物の鈴虫が入っている!
お話によると3千匹!!
本来、鈴虫は夏から秋にかけて夜になると鳴く虫です。
そして鳴くのはオスのみで、メスに対する求愛行動。メスがそばにいないと鳴き方が異なるようなんです!
本来ならば午前の時間帯、春の時期は鳴くタイミングでは無いですよね。
そうなんです。鳴き声を絶やさないように、色々とご苦労されているようですよ。この話を聞いてなんだか私の心はざわつきましたが(笑)
私が楽しみにしていた説法は、私が想像していたようなものではなく。
少しライトな。京都ならではの柔らかな声と言い回し、そしてエンターテイントメント性があり、とても親しみやすい楽しい説法でした。
この日のお話で印象的だったのが【人生は思い通りにいかないもの】【当たり前と思っていることは当たり前ではない】【昨今只今】
よく聞くお話であったとしても、住職に聞くとなると有り難みが違う気がしてしまうのは私だけでしょうか?
このお話を聞いて改めて自分の在り方を振り返ってみると、分かっていたつもりでも自分都合のリズムで過ごしていることって多いよなと。
人からお話を伺うのは、気づきが多く本当に楽しい。
さて、説法が終わりいよいよ願い事をするタイミングがやって来ましたが、あまりに人が多いものでお願い事をするのに焦ってしまい(笑)伝わったかしら?と少々不安になりつつ、さあいざ!激混みの観光のメッカへとくり出す。
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拝観時間:AM9:00-PM5:00(入門は4:30まで)
拝観料 :大人500円、子供300円(お茶菓子付き)
HP:https://www.suzutera.or.jp/
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伊勢神宮
ここに行くと決めて日程を伸ばしたのですが、この選択が大正解!今回の旅で一番のお気に入りスポットとなりました。
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*皇大神宮(内宮)*
皇室のご先祖であり、私たち日本人の総氏神『天照大御神(あまてらすおおみかみ)』
全国約8万社の神社の中で、最大の聖域であり、全国の神社の中でも格別のお宮として崇敬を集めています。
*豊受大神宮(外宮)*
天照大御神様のお食事を司る。衣食住をはじめ、全ての産業の守り神です。
「お伊勢参りは外宮から」がならわしです。
《伊勢神宮のHPより抜粋》
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伊勢の滞在時間が短いので、宿泊所に初めてシェアハウスをチョイス。
同室の方も同じように伊勢神宮へ行くらしく、なんとびっくり4:30に起床されてた!早い!!私も他の方のご迷惑にならないように支度をし5:30ごろ出発。
その日は満月。月の入りを見ながら伊勢神宮・外宮へ。
真っ暗の中、境内へ。静まり返った境内は砂利道を歩くたびに鳴る自分の足音のみ。
陽が昇り、だんだんと明るくなっていく様が本当に神秘的で感動しきりでした。
そして、次は伊勢神宮・内宮へ。
外宮から40分程かけて歩いて行きました。
普段からよく歩くので、歩くことは苦ではないのですが、早朝はまだまだ寒かった!!身体の芯まで冷え切り、花粉症のような・・・寒暖アレルギーのような症状がこの日1日中続くことに。辛かった。。。
さて、内宮では陽の出を浴びながら鳥居をくぐらせていただき、「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触れる」「味わう」これら全て濁りなく五感をフル稼働。こんなにもそのまま受け入れることが心地よいなんて!と感動しっぱなしでした。
同室の方が早起きしてくださったお陰様で出逢えたこのひとときに感謝です。
早朝、暗いうちからの出発が本当にオススメです!
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参拝時間:1月〜4月・9月 AM5:00-PM6:00 (季節によって閉門の時間が異なります)
HP:https://www.isejingu.or.jp/
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稲荷伏見大社
「お稲荷さん」と言われる神社は、全国に30,000社あると言われ、その総本宮が伏見稲荷大社。
稲荷山全域を神域としてとしており、「五穀豊穣」「商売繁盛」「家内安全」「諸顔成就」の神として、信仰されてきました。
よくCMやSNSなどで見ていた、長く長く続く鳥居さん。
外国の方に大人気ということで、混む中歩くのは面倒だったので朝食後早々に出発!
ですが、もうすでに海外の方が大勢いらっしゃってました。
印象的だったのが、お賽銭をし作法にのっとり参拝されている外国人の方。こんなにも日本を愛してくれていることにとても嬉しく感じました。
ここは24時間入れるようですよ。夜に入る勇気はないなー。
さてさて、大分油断してました。
前情報なしに、入り込んだ為こんなにも鳥居が長く続くとは思ってもいませんでした。
入り口にある案内図は可愛らしい絵だったし、インスタなどで見る写真はとても皆さん優雅だったので。完全に油断!甘かった。
一度入ると途中でやめられない性格の私。長い長いいつまでも続く階段を登り続ける。ほとんどの方が途中リタイアしていく中、最後まで登り切りましたよ。
山頂にたどり着いても、爽快感はありませんでしたが(笑)一つずつ丁寧に回っていく中、これは禊だなと。
登るごとに段々と雑念が取り払われていく。
余計なことを考えなくなる。
ただ、歩みを進めお参りをするということに集中。
とても良い時間となりました。
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参拝時間 : 大晦日、元旦を除いて24時間参拝可能
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宇治神社
最後に思い出深い神社は、正しい道へと導く神使いの「みかえり兎」が鎮座している宇治神社
抹茶のパフェが食べたくて立ち寄った宇治。
御朱印集めをしていた私は、この地の神社も行ってみようと向かった神社に兎さんがいるではないですか!
今年の干支である兎が鎮座している神社に行き当たるとは。テンション上がりました。
サロンにそっと《みかえり兎》が鎮座しております。探してみてくださいね。
そして、最後に。
今回の京都旅行で、もう一つ感動したことがありました。
若い男子学生さん達が、学校行事ではなく神社を訪れている様子を多く見かけたことです。
SNS用に写真を撮るでもなく、ただ純粋に参拝を楽しんでいるように見受けられ、この京都の地はとても神聖でそのスピリットが若い世代の方々にも自然と受け継がれていいて、参拝が特別行事ではなく、必要な時にだけの神頼みでもなく、日常の中に根付いているのだと感じました。素敵です。
鈴虫寺の住職さんがおっしゃっていました。
動ける身体があるということ
ここに来られる時間があるということ
そして、遠くに足を伸ばせるお金があるということ
当たり前のことで忘れてしまいがちだけど、それって当たり前じゃなくってもうスペシャルなんだと。
自由に移動ができない状況になってから、日本という国を人をかえして見直すタイミングが多々ありました。
「融通が効かない」「決まり事が多く息苦しい」「自由がない」などと言われてしまう日本ではありますが、今回の旅で現代までこの美しい文化を絶やすことなく維持・伝えてきてくださっている方々に感謝の気持ちが溢れ出てきました。
この日本の素晴らしさに触れることができ、この国に生まれ、日本人であることを誇りに思えるようになったこのスペシャルな全ての出会いに感謝しきりの店長yukikoでした。
長い長いブログを最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!